こんにちは!素材の旨みを引き出す食の専門家・吉岡です!
じめじめした梅雨に突入しておりますが、皆さま、体調はいかがでしょうか?
こういう時こそ、おいしい料理を食べて憂鬱な気分をぶっ飛ばしましょう!
さて、今日の旬の素材は「鯒(こち)」です!
あまり聞きなれないお魚かもしれませんが、白身のお魚でぷりぷり食感が堪りません!
それでは、鯒さばき講座の始まりです♪
鯒の旬はいつなの?
鯒(こち)の 旬は、夏から秋が一般的と言われてますが、年中取れるお魚で、味がそれほど落ちません。
いつでもおいしい旬知らずのお魚ですね!
調理方法もお造りや、揚げ物、鍋など何にしてもおいしく食べれます!
白身のお魚に多い特徴ですが、鮮度の良いうちは透明感がありますが、時間とともに白く濁ってくるので、出来るだけ素早く調理するのが一番おいしく頂けます!
鯒を頂く代表的な調理方法
1、薄造り ・・・薄くそいだお刺身。ぽん酢で食べるととってもおいしいです!
2、洗い・・・三枚に卸した鯒を薄いそぎ造りにして、すぐに氷水に入れて締め、タオル(リード)とって水気を除く。少しリードに乗せて冷蔵庫で休ませると尚良しです。その場合、辛子酢味噌で食べるととってもおいしいです!
3、ちり鍋・・・下処理した鯒を、塩水で洗い、2~3cm幅に筒切りにします。鍋にだし昆布を敷き、それに具材を入れ、ぽん酢で頂きます。ぷりっぷりの食感でとっても美味しいです!
4、天ぷら・・・小麦粉と片栗粉を卵黄と冷水で荒く溶いもので揚げます!ふわふわサクサクのフリッターで洋風ですね♪
鯒は煮付け、からあげ、ムニエル、フリッターなど和風洋風問わず、おいしく楽しめるお魚です!
それでは超簡単!鯒のさばき方講座!
分かりやすく丁寧に写真付きでどうぞ♪
↓先ほどまで水槽で泳いでいた新鮮な鯒です。
↓中骨を貫くように一気に〆(しめ)ます!
↓背びれを折るように、骨が硬いのでトントンと叩きます。
↓まえに折った背びれをしっぽの方から頭の方まで切ります。
↓腹びれも同様に切ります。
↓鱗を取ります。金たわしでしっかりこすり取ります!
↓頭を外します。ここから切ると簡単に包丁が入ります!
↓腹を裂き内臓をしっかり取り出します。
↓中骨に沿っておろします。大名卸ですね!
↓ 反対も同様に?
↓カマを外します。ここから切ると包丁が入りやすいです!
↓腹骨を切り取ります。きれいに包丁で取ろうとすると身が無くなってしまうので、切ってから後で骨を抜きます!
↓最後に皮を引いてお造りに?おいしそうですね!
以上!鯒の超簡単さばき講座でした♪
旬のお魚を是非お召し上がり下さい!それでは今日はこの辺で。